浅い眠りと深い眠り
「眠り」には、2種類の睡眠があります。
「浅い眠り レム睡眠」「深い眠り ノンレム睡眠」です。
私達は、眠っている間に、このレム睡眠とノンレム睡眠を
1晩に4~5回、90分周期で繰り返しています。
まず最初に、深い眠り(ノンレム睡眠)に入り、
ノンレム睡眠が90分続くと、覚醒状態に近くなり、
レム睡眠になります。
生まれたばかりの赤ちゃんの睡眠は、半分近くがレム睡眠。
大人(高齢)になると減っていきます。
レム睡眠時に、子供は脳の発達、大人は記憶の取捨選択、固定などが
行われているのではないかと思われています。
様々な説があって、はっきりはわかっていないのです。
私の経験上ですが、この90分周期というのは、
すごく実感出来ます。
子供を寝かしつけなきゃいけない時、
自分は、まだ寝るつもりじゃないのに、
もう、逆らいようのない睡魔に襲われてしまうので、
一緒に眠ってしまうことがしばしばありました。
でも、一回グッと眠ってしまうと、ほんとに1時間半くらい経って、
ハッと目覚めてしまうのです。
普通はここでレム睡眠に変わるんでしょうけど、
私の場合、まだ寝ちゃいけないと思っているので、
ここで目が覚めるのだろうなと思います。
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薬原性不眠
飲んでいる薬が原因(副作用)で不眠になるという薬原性不眠というのがあります。
抗結核薬のイソニアジド、降圧薬のレセルピンやメチルドパ、抗パーキンソン病薬のレボドパ、
プロプラノノールなどのベータ遮断薬、インターフェロンなどです。
こういった薬が原因で不眠になってしまい、
薬が原因ということに気づかずに、
病院にいって、睡眠薬を処方されるということにも
成りかねませんので、
まず、今自分がどんな薬を飲んでいるのか、
病院でしっかり伝えるとともに、
自分でも、飲んでいる薬について調べておくようにしましょう。
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